【今年こそブログを書く人に捧げる】SEO+ソーシャル+WPの本 と はてブ1位の話

Web

著者の松尾さんはSEO業界では結構有名な人なのではないだろうか。そんな人が新しい書籍を年末に出したのだから、今年こそブログを書こうと思った人は、ぜひとも参考にしていただきたい。

SEO本は何年に1回ぐらいした読んだことないけど、Amazonのインターネット・Web開発カテゴリで堂々1位を取って、在庫切れ。注目度の高い書籍だと判断して、僕もWordPressを使っているから読んでみた。

スポンサーリンク

いまさらSEOなの?

SEOは死んだといわれることもある昨今だが、単純に今までは検索エンジンからの流入が主流だったけど、ソーシャルネットワークからの流入が主流に切り替わったというだけであって、いまだ検索エンジンからの流入があることに違いは無い。

はてなブックマークを含めたブックマークサイトやソーシャルネットワークからの流入は、即時性があり、大量のトラフィックがある。ちまちまと検索エンジンに対して、キーワードがどうのこうのと長期的に取り組むよりもスピード感がある。アプローチ自体が違うのである。

よって、本書は半分は検索エンジンを対象とした従来のSEOについて。あとの半分はソーシャルネットワークから流入を得るためのコンテンツづくりについて書かれている。

CMSがどうのこうのってより、プラグインが重要

WordPressを元にサイトの作り方を解説している本書だけど、結局の所はWordPressのプラグインの機能がすごい便利なのである。今回書かれているSEOやソーシャルネットワークに対して、アプローチできるものを紹介している。僕も一部知らないもがあったので、役に立った。今後、新たなアプローチ方法が出てきたとしても、新たなプラグインが開発されて、対応していけるのがWordPressの強みなのだろうなぁ。

最初はソーシャル、次は検索エンジン

結局の所、要約してしまうと、コンテンツの寿命があったとすると、生まれてすぐの時点で、はてなブックマークやTwitterやFaceBookをターゲットとして、コンテンツにアクセスが集まれば、検索エンジンもこのリンクやアクセスを考慮して、検索結果も上がっていくのである。

よって、重要なのはコンテンツが生まれた時点で、早急にソーシャルネットワークから流入を得られなければ、そのコンテンツの反映はきわめて難しいものとなる。

以上ここまでが本書のザックリとした内容である。ここからは、このブログについてのことを書いてみる。

話題性も重要だが、それ以上に質が重要である

ブログだったら記事が公開された瞬間にソーシャルネットワークで、どれだけ広まるかがほとんどのアクセス数を決める。だが、質の良いコンテンツを提供することができていれば、以後、継続して何ヶ月ものアクセスを得られるのである。

具体的な例を挙げます。ですが、グラフマジックで全然グラフだけだと比較にならないので、よく読んでください。

当サイトのはてなブックマーク数が一番多い記事はこちら。

これは昨年の3/27に公開された記事なのだが、公開した翌日には、はてなブックマークのITカテゴリで1位を取得している(はず)。ITカテゴリのトップは大体、1日あたり2万から3万前後のアクセス数が見込まれる。もっと万人受けするカテゴリなら5万以上は見込めるんじゃないだろうか。公開して48時間以内に3万以上のPVが得られる。

だが、この記事はそれだけではなかった。季節的なタイミングも影響してそれから約3週間は1日あたり1000PVに満たないぐらいのPVをコンスタントに稼いでいる。今日に至っても、3桁のPVに達することは珍しくないのである。

一方、ブックマーク数が上から10番目の記事であるこちらと比較してみる

書評っぽいい記事なのだが、昨年の7/5に公開して24時間以内に約1万PVを得ている。翌日には約2,500PVとガクンと下がっている。その後、1日あたり20〜30ぐらいのPVをダラダラと2週間ぐらい得ている。その後は一桁台のPVである。

この様にソーシャルネットワークで話題になることでも一時のアクセスを集めることができるが、良質のコンテンツを提供することによって、その寿命を長くすることができるのである。20012年もこの様な寿命の長い良質な記事を書けるように頑張りますので、これからもよろしくお願いいたします。

おまけ

ちなみに某記事がタイトルの付け方の問題で、グラマーという単語で、Googleの上位に表示されていた過去(*1)があったりします。

OGPの対応とかソーシャルネットワークの対応をSNO(Social Network Optimize)とかいわないの?

松尾 茂起¥ 2,709

*1: 黒歴史

タイトルとURLをコピーしました