キッチン周りの用品をIKEAで買ってきました。
これはANNONSという鍋の組み立て説明書です。
ごらんの通り、まったく文字が使われていないんです。
徹底して、絵だけで伝えています。
部品が多かろうが、少なかろうが、関係ありません。
IKEAは世界各国で安価で家具を販売する大手家具店として知られています。説明書一つとっても、各国の言語で翻訳してつくるとかなりのコストです。徹底して絵と図を利用することによって、そういったコストを削減していてビックリしました。
電化製品などは法律などの影響してか、様々な言語で注意書きはされてます。
というか、まさか鍋を自分で組み立てるとは考えてもいませんでした。取って部分を鍋内部に納めることによって、運搬効率を高めているんですね。というか、組み立てないだけでもコスト削減になるのでしょう。
前にダイニングテーブルを買いましたが、そのダイニングテーブルの組み立て説明書にも文字が使われてませんでした。部品数が多いので多少苦労した記憶があります。なんかもう、絵が「わかれ!理解しろ!」ってうったえてくるんですよ。
IKEAの販売スタイル自体が一般的な家具屋とは違って、徹底したコスト削減の販売スタイルを取っています。そして、説明書にもコスト削減が垣間見えました。すばらしい!
ただ、IKEAは家具屋ではなくて、“家具の部品屋”である。そのへんの認識を間違っている人がいることを申し上げよう。家具を売っているのではない。家具になる部品を売っているのだ!だから安いのだ!家具にするには追加料金払うか自分で組み立てろ。ということ。
そして、AppleのCMには文字と言葉が使われていないのを思い出した。こうすることによって、全世界で“まったく同じ”CMが各国の言語に再編集せずに流せる。
このお話は、けっこう有名なお話。試しにAppleのCMを確認してみてください。
キッチンも綺麗にしたので、この維持して料理するぞ!