結論から伸べると、モニターからの距離は100cmから50cmの間であるべきです。1
本記事ではディスプレイの位置や高さについても伸べていますので、適切に調整できているかをチェックしてみてはいかがでしょうか?
適切な距離を確認する方法
画面にハイタッチできるような近さであれば、近過ぎます。
一方で、画面に触ることができないのであれば、遠すぎます。
最適な距離を取らないと眼精疲労や障害につながる
近過ぎると、焦点を合わせるために目の筋肉を多様することになるので、眼精疲労になります。
さらには輻輳障害につながることさえあります。これは眼を寄せることができなくなる障害です。
ディスプレイの高さにも注意
基本的にノートPCをそのまま利用するのはディスプレイの位置が自分の顔から下を見る形になるので、人間の不自然な姿勢、猫背となるため、肩凝りや眼精疲労などの原因になります。
ディスプレイの理想の高さは、ディスプレイの上部のフレームが、正常な姿勢で、正面を向いた時に目線の目の前にある状態です。
この位置にすると顔や首は正面を向いて、正しい姿勢を維持しながら、若干下を見ながら作業をすることになります。
まぶたが必要以上に開くことがなくなり、若干下を見る形にもなるので、ドライアイやディスプレイからの光線を目に受ける量が多少軽減されます。
詳しくは以下の記事で詳細に解説しています。
外部ディスプレイで調整する方法
基本的には高さの調整できる外部ディスプレイが調整できる状態が望ましいです。
最近では作業領域の多きな4Kディスプレイが格安で購入できますので、作業領域は広い方が基本的には快適です。
ディスプレイのスタンドは自由に調整ができるものは、安価なディスプレイではむずかしいので、ディスプレイサームを利用して、自由な位置に固定できることがベストな状態です。
オススメはエルゴトロンのアームです。好きな位置にしっかりと、固定することができます。OEMとしてHPやAmazonのブランドで販売されているものが格安なので、そちらがコスパが良いです。
ノートPCのスタンドでノートPCの画面を上にあげる方法
このようなスタンドでノートPCの画面の位置の高さをあげるアプローチです。キーボードなどは利用しにくくなりますので、別途キーボードやマウスを用意する必要があります。
男性の体格や利用している机の高さによっては、十分な高さまであがらないことがありますので、ご注意ください。
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