2月18日(月)から確定申告の受付がはじまります。領収書とにらめっこをしている個人事業主の方も多い時期ではないでしょうか。そんな個人事業主や中小企業の方に、面白おかしく経費の世界を知れるのが本書です。
「愛人手当を経費で落とす」のは、実は、究極の会計テクニックでもあります。愛人手当さえも経費で落とせるならば、他のたいがいの費用は経費で落とせるようになるはずです。
とのことです。実はアレが経費にできたのか!という会計の世界をのぞいてみましょう。
大村 大次郎 |
世間で思われているより、経費で落とせる範囲ははるかに広いのです。やりかたによっては、あらゆる領収書を経費で落とすことも可能なのです。
これは本当にその通りだと思います。日本の会計では、解釈のしかた次第で、結構経費になるものが実際は多いと感じています。過去に会社が社員の家賃を半分負担しても痛くもかゆくもない理由ということを書いたことがありますが、これも一例です。実際に本書に詳しく仕組みが解説されていました。
ただ、一方で、グレーゾーンも多いのが実情です。会計士を通せば、会計士を通しているからこそ、文句を付けづらく、通る経費なんてのも実際あるんだとか。
個人事業主や、家族経営の会社、中小企業の会社に役立つようなテクニックが本書には収められています。ですが、実際に全部その通りやるのは若干リスクがある内容もチラホラある気がします。身近な会計士と相談した上でやりましょう。
脱税は違法ですが、節税は経営者としてのの経営テクニックです。
大村 大次郎 |