垂直機能分散とは?
一般的なWEBシステムを想定して、ゲートウェイ側から羅列すると、
- SSL暗号化処理
- WEB(HTTP) 処理
- DB処理
などのように、垂直に機能を分散させることである。
このように機能ごとに垂直構造を持っていることからn層アーキテクチャと呼ばれる。
- 2層…クライアント/DB
- 3層…ブラウザ/WEB/DB
- 4層…ブラウザ/WEB/AP/DB
水平負荷分散とは?
いわゆるロードバランサーと呼ばれる機器やソフトウェアによって、
同一機能を水平に分散させることである。
具体的には、
- DNSラウンドロビンによって、HTTPサーバを複数台に分散させるなどなど
最近ではWEB(AP)サーバの前に負荷分散装置(ロードバランサー)を置いて、そのレベルからキャッシュサーバを挟んでWEB(AP)サーバへアクセスするような構成も見受けられます。層がどんどん複雑になっているのです。
どのそうを構築していくのか、初期の段階から考慮に入れてシステムを作ることが大事です。