大量のコミットログを見て、一仕事終えた@HIROCASTERでございませう。
gitリポジトリのコミットログを大量に確認する必要があって、GitHubを使っていたのですが、Web上からコミットログを見ると、数個ならいいけど、数十個超えると、とてもストレスがたまります。クリックするだけで面倒だし、指痛い。
GitHubのMac専用クライアントだとどうかなぁー。と試して見たけど同じようなもの。
そこで、CUI専用のgitリポジトリブラウザである「tig」を試したところ、めちゃくちゃ高速に大量のコミットログと差分を確認できました。
効率的に閲覧するためにキーバインドを変える設定などをしました。
みなさんも日頃の大量のコミットを見る人は、こうすると捗ります。
tigのインストール
$ sudo port install tig
操作方法
gitリポジトリのディレクトリに移動して
$ tig
キー | 操作内容 |
---|---|
h | ヘルプを表示 |
j | 下移動 |
k | 上移動 |
enter or c | コミットを選択 |
tab | フォーカスの移動 |
q | 終了 |
基本的にこの操作方法だけ覚えれば、かなり効率的にログを片っ端から見ていくことは可能である。
だが、画面の横幅が足りず表示されていない右側に切れたコードを確認したいときに左右のスクロールがデフォルトのキーバインドだと左右の矢印である。
これが、イケテナイ。なんで、JKで移動してたのに矢印にキーを持っていかせる。
vimバインドだとおもってLキーを押すとコミットログリストに表示が変わる。(そんなときはMキーで戻ってください)
.tigrc
そこで、片手でgitのログを見れるようにキーバインドを変更する。
~/.tigrc
bind diff ; view-next
bind diff l scroll-right
bind diff h scroll-left%
僕のキーボードは英字配列なので、セミコロンにフォーカス移動を割り当てた。
左右のスクロールはHとLキーでおこない、;キーでフォーカス移動。
JとKで上下移動して、Enterでログを表示。
これで、右手だけでgitのログをガンガン見ることができた!
リポジトリはローカルにあるから読込も速い。
濱野 純(Junio C Hamano) |