Agile Samurai Dojo Gathering 2012に参加して、著者のJonathanによる基調講演を聞いて、人生に一度くらい本を書いてみたくなった人へ。
当日のサムライ戦記(アジャイル開発実践者による経験談)を聞いて、共感した人、勇気をもらった人、明日から実践できるノウハウをもらった人、あなたの経験を伝えてみませんか?
Jonathanはスターバックスで150杯のコーヒーを飲んで、2年間でアジャイルサムライを書き上げたそうです。同じ事をするのはなかなか難しいですね。ですから、この150杯のコーヒーを3杯ぐらいにみんなでわけて、1冊の本を書きませんか?
“1つのテーマで、ひとりが2ページから3ページ書いて、1冊の本にする。”
あの会場に約140名ものアジャイルソフトウェア開発に興味を持った人が集まりました。きっと、一人一人が勇気やノウハウを貰ったはずです。その気持ちを、日本全国に電子書籍や実際の書籍という形で届けませんか?
すでに何人か執筆者として名乗りをあげて頂いています。Agile Samurai Dojo Gathering 2012に参加できなかった人も、あなたのアジャイルソフトウェア開発の経験談を書いてください。歓迎します。
@takahashim @hirocast #agilesamurai を踏まえると"熱心な弟子たちのサムライ戦記"だけど、達人出版会的にそのタイトルで良いかは議論の余地がありそう。なんか界隈でも同人誌が流行ってるぽいから書きたい人はいるんじゃないかしらん
— Kakutani Shintaro (@kakutani) March 25, 2012
そのことについて、ちょっと詳しく書きます。
この書籍のコンセプト
日本人がアジャイルソフトウェア開発にまつわる経験談を読者に届ける事によって…
- 日本でもアジャイルができるという事実
- 現場の開発者へ勇気を届ける
- アジャイルに至る動機やキッカケを共有する
- 小さなひとつひとつのコツを共有する
- アンチパターン(失敗例や失敗する傾向)を共有
- こんな小さな事でも、効果があるのか!という事実を伝える
ということを伝えたいと思います。
小さな事から改善を!
日本のソフトウェア開発の現場を小さな事から改善して、アジャイルソフトウェア開発を実現できるように、1つのことを2から3ページで書いて貰いたいと思います。例えば…。
- チームメンバーの仲が悪いとクソゲーができる経験談
- デプロイ時に祈らなくても良い現場にするための経験談
- 現場で実際にあった朝会にまつわるエピソードやコツ
- 「形式だけの朝会」なんて、もうまっぴらだ!的な話
- チームに新人が入ったときにやったアジャイルの説明
- こんな見積もり、あんな見積もり、成功と失敗
- 「旧来のルール派閥 vs アジャイル派閥」
- エンジニアじゃない上司にテストコードを書くための交渉術
- TDDをするようになって変わった僕たちの意識
- アジャイルになったらお客さんの意識も変わった話
@HIROCAST クソゲー作った話でも書くかー!
— 小林俊仁 Kobayashi Toshi / ukka (@toshi_k) March 25, 2012
@HIROCAST 少なくとも3名は参加するのではないかと 🙂 始動時には是非お声掛けを!
— nhg (@_nishigori) March 26, 2012
@HIROCAST いいっよ。なに書こう?
— 執行役員 (@1syo) March 26, 2012
@HIROCAST 炎上例なら書けるよ
— yusuke mori (@jiskanulo) March 25, 2012
@HIROCAST 最近よくDisられるSIer的なところで、少しでも現場を変えていくためにどんな「闇の活動」をしてきたか、的な何かならかけますよw
— あべさん (@mao_instantlife) March 26, 2012
など、あげればきりがないですが、1つのTipsみたいな形で書いて欲しいです。それをまとめます。
プログラミングの書籍でいうところのPHP 逆引きレシピやRailsレシピブックのように、現場のアジャイルソフトウェア開発者に向けたTips集にしたいと思っています。
追記:2012/03/27
現在、20以上のエピソードを頂いております。みなさまのエピソードをさらにお待ちしております。
どうやって出版までいくか
今現在は何も決まっていないので、考えていることを書いていきます。
とりあえず
出版が決まっている話ではないので、参加者を集めます。Facebookにグループを作成しましたので、入ってください。
上記のグループに参加してください。
章の草案をまとめ、企画書とする
執筆者の方が書けそうなタイトルと内容(140文字程度)をFacebookのドキュメントに記載してください。このタイトルの羅列を目次として、出版社に企画書として持ち込もうと思います。実際に書くときにタイトルや内容を変えても大丈夫になると思うので、とりあえず、今書けそうなことを書いてください。
どうやって書く?
githubなどを用意して、特定のルールに則って書いて貰おうと思います。
報酬は?
金銭的な報酬は、ほとんど期待できません。プライスレスです!(コーヒー代ぐらいの報酬は出るかも)
無理矢理あげれば、こんなところ?
- 本を書いたという経験(出版できれば)
- 書籍に著者のURLやTwitterを記載
- 人材流動に有利になるかも?(ヘッドハントされたりして)
ある程度人数が集まったら…
続きはFacebookでやりとりをしようと思っています。執筆に賛同して頂ける方は、ぜひTwitterやSNSや職場の同僚に声をかけて、誘って頂けると出版に一歩でも近づき、ブラック企業を潰すための武器となる1冊ができるかもしれません。
出版社様へ
こちらから私宛にご連絡ください。のちほど、企画をまとめてご連絡差し上げます。
現在、達人出版会様とお話しさせて頂いております。
Jonathan Rasmusson、西村 直人、角谷 信太郎、近藤 修平、角掛 拓未 |