「GitHubでつくる、たのしい開発現場」YAPC:ASIA Tokyo2013

勉強会
GitHub

YAPC::ASIA Tokyo 2013(2日目)で「GitHubでつくる、たのしい開発現場」というトークをしてきました。

まず、利用した資料を公開します。

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伝えたいこと

コードレビューを習慣化させたいのであれば、GitHubは最適なツールです。

  • コードレビューを習慣化させたい
  • コードは書いた人以外の目にふれさせるべき

と考えている人には特にオススメのツールです。

ですが、GitHubはあくまでツールです。このツールを利用することで、コードレビューの機会や良いコードを書くためのノウハウを学習する機会を生み出すことができます。

その結果、人やチームが行動を起こすことでチームが成長したり、結果として良いソフトウェアができていくはずです。

レビューをすると増えるコスト、減るコスト

レビューはすべきだけど、現在レビューを習慣化できていないチームにとって、新たにコードレビューをしていくのは単に時間的なコストの増加になります。

ですが、レビューを行うことによって、減るコストも存在します。レビューによって、簡単なバグを発見することができるはずです。本番環境にデプロイして、問題が発生してから対応する様なコストを未然に防ぐようなことも可能になってきます。

レビューを習慣化させることができれば、長期的に簡単な障害を未然に防ぐことができ、ソフトウェアの品質が高くなることが期待できます。属人性の排除やベストプラクティス(知識)の共有も可能になります。

日常的にGitHubに触れていれば、OSSの世界にPull Requestを送るハードルが下がることも期待できます。

ツールが実現するのは機会、変化するのは人

導入するツールによって、人がどのように変化することを期待して、変化させていくのかというのが導入していく上で重要です。

GitHubは今までのプロジェクト管理ツールやコードレビュー支援ツールの延長線上の新たなツールではなく、プログラマがコードをベースにコミュニケーションを実現していくためのコラボレーションツールです。

今回話したようなことをプログラマのチームや組織に期待するのであれば、GitHubは最適なツールとなるはずです。ぜひ、導入をご検討ください。

GitHubの導入や導入後に利用しやすい参考情報などを簡単に解説しました。リンク等は資料を参照ください。

交換トークした内容を含め、具体的な操作やツール、フローなど解説した書籍を執筆しました。順調にいけば年内中に発売されるかもしれません。(発売したい!)ぜひ、お買い求めください。

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GitHubを本格的に利用したい人には役に立つ内容が満載になっています。

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