捨てるのは買うより何倍も大変な@HIROCASTERでございませう。
断捨離とは、ものを捨てるだけではない。今の自分にあわせて、まわりの環境を最適化していくことです。
やました ひでこ |
ワイドショーなどで良く特集されている収納術というのは、足し算の考え方です。空間を利用して、収納用品を駆使して、空間の利用効率を上げる。
でも、それって本当に使いやすいのでしょうか?本当に必要ものですか?
収納は3割あける
ギュウギュウにつめられた引き出しの3割を捨ててみましょう。想像もできるとおり、相当使いやすくなるはずです。また、3割以上捨てられる人は多いと思います。
そんなにボールペン必要ですか?
あなたは何本ボールペンを持ってますか?会社からの支給品、誰かにもらったもの、ノベルティでもらったもの。10本以上出てきませんか?本当に全部使いますか?
大抵こういったボールペンは愛着がありません。自分で選んで、手に馴染んだものが1本あった方が幸せだと感じませんか?
1人で使うなら10本はいりません。2〜3本ほど残して人にあげちゃいましょう。
重複してあるものから捨てる
このように重複して、いくつもあるものから譲る。捨てる。を実行して、ものを探しやしやすい環境を構築しましょう。
一人暮らしなのにグラスが6個あるとか、さっそく捨てました。次々と新しいグラスを利用して、洗い物をためる。たまってるから、なかなか洗い物をしない。この悪循環から解放されました。
断捨離を成功させるポイント
いくつか断捨離を継続して成功させるためのポイントを考えます。
毎日なにか、1つを捨てる
意識的にものを必要か?と考え、捨てることが重要です。会社帰りに買ってきた弁当のゴミを捨てる。という話ではありません。いつも捨ててますよね?
弁当を買うときにもらっている割り箸が数十本たまってる。家では割り箸を使わないから捨てるだとか、今後は割り箸をもらわないようにするなど、行動の積み重ねが重要です。
断捨離する場所と目的を決める
場所や目的を限定して断捨離をしましょう。
例えば、週末にキッチンの断捨離をする。月曜日の朝は机の上を断捨離する。など、場所や時間を限定すると達成しやすくなりますし、効果を感じやすくなります。
成功体験が断捨離を継続していくのには重要です。
買う前に「これは私を幸せにするか?」考える
ものを買う前に、これを買うと私は幸せになるか?考えましょう。また、不要になるものはないかも考慮してください。
安いからといって、いろいろ購入すると不要なものばかり増えます。
典型例「安いラップ」
安いサランラップの類似品が良い典型例です。サランラップやクレラップの様な品質の高い商品の半額以下で、同じ長さの安価なラップが売られています。
あのラップが、使いづらい。ビックリするぐらい、使いづらい。
1つのお皿をラップするのにかかる時間や、くっついてしまって無駄になるラップの量を考えると2倍以上の長さと時間を無駄にしているのではないだろうか?
安いから幸せになるとは限りません。使いやすいもの、長く使えるもので、あなたを幸せにしてくれるものを買いましょう。
それでも、残ったものから気づく
そんな断捨離を続けて、残ったものから気づくことがあります。あなたが本当に大切にしているもの、あなたが目指している姿を象徴するものや、ライフスタイルを支えるものなはずです。
英語を学びたい人は英語を学ぶための本が残るでしょう。十分に学習したものは断捨離する。
今の自分にレベルにあったものを残す。それと、ちょっとレベルの高いものを残す。そして、質やレベルの高いものへものを入れ替えていく、循環が必要です。それが成長しているという証にもなります。
いつまでも、いつまでも入門書ばかり買ってませんか?自分のまわりのものから気づいてみましょう。
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