Bootstrapをベースに独自に拡張をしてきたテーマに不満がありながらも使っていましたが、最近公開されたSimplicityにこのブログのテーマを切り替えました。
なぜSimplicityにしたのか
SEOなどで優位性のあるといわれているSTINGER3に切り替えたいなぁ。という気持ちが以前からあったのですが重い腰があがりませんでした。そうこうしていたら時代はSTINGER5のようです。
今までありがとうStinger3! WordPressのテーマをSEOに強い「Simplicity」に変更しました!(おまけあり) の記事を拝見してSimplicityの存在を知りました。
SimplicityとSTINGER3を比較して、採用を検討しましたが最初にSimplic ityに触れた時点でSimplicityに決定しました。シンプルな内部構造や拡張されることを前提に最初から子テーマが用意されている点は非常に好感が持てました。
Simplicityによって得られたメリット
Simplicityを採用することによって得られたメリットについて。
適切なHTMLの構造
適切なHTMLのタグの使い方をしているテーマを採用するとGoogleなどのボットが適切に情報を読み取ってくれるのでSEOなどに影響が出てきます。記事の更新日などをtimeタグを使って記述するなんてこともSimplicityを使うまでは知りませんでした。
プラグインの削減
今までは携帯電話向けに別なテーマを提供する仕組みを利用してきましたがSimplicityは端末にあわせて4つのレスポンシブスタイルが切り替わります。よって、スマホ向けの向けのプラグインやテーマなどを削減できました。パンくずリストなどプラグインで提供していた部分もSimplicityには最初から組み込まれているので、これを機会に多くのプラグインを削除できたのは嬉しい限り。
プラグインが増えると遅くなるのはもちろん、古いプラグインだと非推奨の関数を呼んでいたメンテがされていなかったりするので、WordPressのプラグインは少ない方が良いというのが持論です。
シンプルでわかりやすいから拡張しやすい
Simplicityのサイトにこう書かれています。
余分な飾り気をすべて取り除き、ユーザーが自ら自由なスタイルで後からカスタマイズしやすい土台となるように考えて作りました
テーマを配布しているだけでなく、拡張するベースとなる子テーマの配布もされています。テーマのテンプレートの一部や関数の一部を子テーマ側に記述することによって、元のテーマを直接変更せずに拡張できるWoredPressの機能をきちんと活用して、やりやすくしています。まさにかゆいところに手が届いた感じ。
実際に一部を上書きして拡張してみましたが、内部構造もわかりやすく簡単にできました。
作者自身がテーマの改造方法について情報発信していたり、テーマを利用しているユーザーが拡張した機能などを取り入れている点は、将来とても有望なテーマだと感じました。
まとめ
PHPを書くのが久しぶりだし、WordPress関係は理解しがたい意味で、むずかしいPHPなイメージだけど、シンプルなHTMLの構造だったので、簡単に拡張することができた。実際に手元で環境をつくって既存のBlogを再現して、切り替えて調整して、テーマを拡張するが全部で半日ぐらいで終わった。
携帯からのアクセスは、大半がスマホからになったので、ガラケーの為のプラグインやらテーマを捨てることができた。スマホで表示して時代を感じるデザインでなくなった。