世の中はGoogleリーダーで盛り上がってる中、Livedoor Readerに移行した@HIROCASTERでございませう。
そんななか、ひっそりと git 1.8.2 がリリースされました。
リリースノートを眺めていたら知らない機能があったので書いておきます。
git check-ignore
* “git check-ignore” command to help debugging .gitignore files has
been added.
1.8.2からの新機能です。
.gitignore ファイルに記述されてい内容と実際のファイルが該当するかチェックできます。
例えば .gitignore ファイルに
/tmp
と書いたとします。
$ git check-ignore -v ./tmp
.gitignore:1:/tmp ./tmp
のように1行目の設定に該当して、excludeされる対象であることが確実に確認できます。
正規表現を利用して .gitignore が複数行になって複雑になっている場合にどれに該当するのか調べるときや、修正するときに役立ちそうです。
git commit –cleanup=whitespace
* “git commit” can be told to use –cleanup=whitespace by setting the
configuration variable commit.cleanup to ‘whitespace’.
これは 1.8.1 でも動いている機能なのだけど、リリースノートに書いてあって知った機能です。
コミットメッセージの無駄である行頭や行末の空白などを git commit の際に削除してくれる機能です。
$ git commit --cleanup=whitespace
のようにコミットすればよいのだけど、こんなのいちいち打ってられないので、
$ git config --global commit.cleanup whitespace
と設定してしまえば、以後の git commit では –cleanup=whitespace が付加された挙動をする。
濱野 純(Junio C Hamano) |