以前のの下記記事からディスプレイの設定を環境によって、適切に変更しつづけることが眼精疲労に効果的であるということを説明しました。

今すぐできる!! 眼精疲労を軽減するディスプレイ調整方法
室内の明るさとモニターの明さの差が大き過ぎると、眼は急速に疲労します。 大企業のオフィスなどは、照明によって、いつでも一定の明さに保たれているかと思います。 しかし、自然光を取り入れた環境(オフィスの窓辺の席や自宅など)では、日中から夜にか
かといって、毎日ディスプレイのボタンをポチポチやるのは面倒だと思うので、私が利用しているDELLのモニターについて、簡単に設定を変更する方法を紹介します。
OSから液晶ディスプレイの設定を変更できる「Dell Display Manager」
Windows限定になりますが、DellのモニターはDell Display ManagerDell Display Managerというソフトウェアを利用することによって、OS側から液晶の明度や設定を変更することができます。
GUIで設定することもできます。
CLIからDELLのディスプレイを設定を変更する
これはddm.exe
というCLIのコマンドも用意されていますので、以下のようなコマンドで明度の調整ができます。
PS C:\Program Files (x86)\Dell\Dell Display Manager> ./ddm.exe /SetBrightnessLevel 70
上記は明度を70%にするコマンドです。
WSLから利用することが多いので、私はWSLから
PS C:\Program Files (x86)\Dell\Dell Display Manager> ./ddm.exe /SetBrightnessLevel 70
このようなこと利用して、ディスプレイの物理ボタンやソフトウェアのバーを調整することなく、明度を一瞬で変更できるようにしています。
私は日中の明るい時は70で利用しており、日がくれはじめると50にして、夜になると10にして利用しています。
ディユアルデスプレイ環境ですと、両方のディスプレイの明度が同時に変更されるので、とても便利です。
ショートカットキーによって明度の調整を上下調整できるようにする
また、ノートパソコンのように、特定のキーによって、明度を上下できるようにAutoHotKeyを利用して、以下のような設定をしています。
^F5::
run, "C:\Program Files (x86)\Dell\Dell Display Manager\ddm.exe" /1:DecControl 10 5 /2:DecControl 10 5
return
^F6::
run, "C:\Program Files (x86)\Dell\Dell Display Manager\ddm.exe" /1:IncControl 10 5 /2:IncControl 10 5
return
Ctrl+F5で5%ずつ明度を下げる。Ctrl+F6で明度を5%ずつ上げるというキーを設定しています。
ご利用のメーカーでも、このようなソフトウェアを配布していないかチェックしてみてはいかがでしょうか?
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結論から伸べると、モニターからの距離は100cmから50cmの間であるべきです。1 本記事ではディスプレイの位置や高さについても伸べていますので、適切に調整できているかをチェックしてみてはいかがでしょうか?