セルフホストできるGitHub CloneのGiteaを軽く検証してみました。
Giteaとは?
GiteaはVersion 1.0.0が2016-12-23にリリースされたばかりの比較的新しいGitHub Cloneです。
Gogsからforkされたコミュニティが管理するOSSのようです。
憶測ですがGogsが個人ベースの開発に限界がきたためfrokされて開発されたのでしょうか。
開発言語はGoが採用されているため、多くのプラットホームで動作します。
また、DockerやVagrantも提供しているため、気軽に試すことができます。
よって、さっそく動作させてみました。
Gitea on Docker
今回は公式で公開されているドキュメントを参考にして、Dockerをで動作させることにしました。
最新のDocker imageを取得します。
$ docker pull gitea/gitea:latest
latest: Pulling from gitea/gitea
b7f33cc0b48e: Already exists
b90079b61320: Pull complete
d704f5d0b5a5: Pull complete
1c59bc11a17c: Pull complete
Digest: sha256:fe21b7b88bdb51ec775ad5b61bf8c73e102b51f77453562139949f3a88522fda
Status: Downloaded newer image for gitea/gitea:latest
データを保存するディレクトリを作成して起動します。
$ mkdir tmp/gitea
$ docker run -d --name=gitea -p 10022:22 -p 10080:3000 -v /Users/hirocaster/tmp/gitea:/data gitea/gitea:latest
ブラウザでhttp://localhost:10080
にアクセスします。
設定画面ではMySQLをSQLiteに変更だけしました。
以上で起動までの作業は終了です。このあとはブラウザから新規ユーザーを作成すれば利用できます。
日本語も大丈夫そう
個人的に検証したかったのは、日本語の扱いが大丈夫か?というところです。
結果から書くと、問題りません。
Giteaのなりたちを軽くみたところ中国語を母国語として開発されていたようなので、実際に検証しなくても2バイト文字の言語も問題ないだろうという予想が立ちました。
ですが起動までのハードルが低いので、さくっと検証できてしまいまいた。
これはGiteaのとても良いポイントです。
日本語ファイル名や日本語の表示も問題ありません。(UTF-8だけ検証)
GitHubとおなじように使えるのか?
少し動かしてみた感じだと全文検索機能がありませんでした。
その他の基本的な機能は存在します。
まだまだ開発が活発で、issuesも多くある印象なので、利用しながら直してい
く気持があれば、十分使えるのではないでしょうか。