96%の精度を誇る最強のスリープトラッカー「Oura Ring」

5.0
AppleWatch
スポンサーリンク

OURA Ringとは?

フィンランドにあるOura社が販売している指輪型のウェアラブルデバイスです。
機能としては、睡眠、活動量(運動)などを測定して、身体パフォーマンスを計測して数値化してくれます。

これにより睡眠や運動によって、人間の体が十分にパフォーマンスを出すために、改善するアドバイスを得ることができます。
OURA Ringに表示されるアドバイスやOura社が記事にしている内容は科学的にも裏付けのある内容であり、新たな発見や生活の改善するための動機になります。

日中に眠気を感じて、生産性や集中力に影響が出ているのではないか?と感じる人におすすめしたいデバイスです。

本当の睡眠時間がわかるスリープトラッキング機能

スタンフォード大学の研究によると、医療現場で睡眠障害などの診断に利用される睡眠ポリグラフ検査(polysomnography)との一致率が96%(睡眠検出度)という高精度の数値を出していることが調査されています。この結果は、他のAppleWatchなどをはじめとしたウェアラブルデバイスを圧倒する精度であると言えます。

The Sleep of the Ring: Comparison of the ŌURA Sleep Tracker Against Polysomnography: Behavioral Sleep Medicine: Vol 17, No 2

スリープトラッカーとして、とても優秀なデバイスであることがわかります。

スリープトラッカーは10年以上前から様々な物を試しましたが、個人的にこれほど信頼できるデバイスは過去にありませんでした。

なぜ睡眠が重要なのか?

睡眠の重要性についての詳細は別の記事で触れたいと思います。
ですが、簡単に具体的なペンシルベニア大学の睡眠研究によると

  • 10日間6時間睡眠を続けると、徹夜(24時間覚醒)していた人と同じレベルのパフォーマンス
  • 8時間睡眠をずっと続けると、一貫したパフォーマンスを維持した
  • 睡眠不足の後で、寝たいだけ寝る生活を3日しても8時間睡眠を続ける生活で発揮できる能力レベルには到達しない
    • 寝溜めでは本来のパフォーマンスを発揮することはできない

になることがわかっています。慢性的な睡眠不足は気づきません。6時間前後の睡眠で日常的に生活している人は多いのではないでしょうか?
実は慢性的な睡眠不足であり、本来の集中力やパフォーマンスを発揮できていないことにすら気づいていません。
こういった睡眠研究については「睡眠こそ最強の解決策である」にまとめられています。

AppleWatch Series 4(AutoSleep/Pillow)との比較

実際に私はApple Watch Series 4の AutoSleep と Pillow という睡眠トラッカーのアプリを利用しています。

これと比較すると、実際の睡眠時間についてはOURA  Rringが圧倒的に優秀なことがわかるので説明していきたいと思います。
実際に紹介する睡眠の記録は、同日のものです。

結論からいうと、OURA Ringで測定されている時間が、私が就寝前後に時計を確認している時間と同様の実際の睡眠とほぼ正確な時間です。

OURA Ringだけは実際にベッドに入った時間(TIME IN BED)と本当に睡眠しているトータルの時間(TOTAL SLEEP TIME)が計測されています。

Oura ringによる合計睡眠時間

ベッドに入ってから何分後に睡眠に入ったのかまでわかります。

ベッドインしてから睡眠に至るまでの時間

この日は13分かかっているので、私の個人的な感覚としては長い方です。

OURA Ringで測定された睡眠段階

ベッドに入る時間から寝る時間、覚醒している時間、起床して意識があって、ベッドにいる時間、ベッドから出た時間など様々な時間が見えてきます。
8時間ベッドインしたからといって、実際は7時間しか寝てないという衝撃だった実態を把握することができます。
意識がないレベルでの覚醒があることにも驚きと発見がありました。
精度的な誤差も考えられるが1日に数回覚醒しているという結果が出れば、睡眠に影響が出ていることは推測できます。

これを把握することによって、なぜそういった状況になるのか?アドバイスが書かれていたりします。
寝室の気温や明かりが適切か?寝る前に運動やアルコール、スマホやTVを見ていないか?など。睡眠の質を上げるためのヒントをくれます。
衝撃的だったのは、寝室の温度を18度にしろというアドバイスです。
寒すぎるだろ?と思いましたが、睡眠研究などを後から調べると18.3度がベストであるという結論でした。

AutoSleepで測定された睡眠時間

AutoSleepによる合計睡眠時間

AutoSleepは起床時間がなかなかの精度なのですが、ベッド意識があってもAppleWatchの心拍数から測定しているので、睡眠していると判断することがあります。
AutoSleepは睡眠時間の誤差は、手動で修正することが多少可能です。修正の候補をいくつか出してくれるので、それを選ぶだけ。というのは便利な使いごごちです。
AppleWatchだけで、なんとなく睡眠時間を把握したいというのであれば、私はAutoSleepの利用をお勧めします。

Pillowで測定された睡眠時間

Pillowによる合計睡眠時間

Pillowについては、まったく信用にならない数字となっています。特に起床時間です。起床時間の修正も完全手動なので、アプリの使いごごちがいまいちです。

フィットネストラッカーとしては?

Oura Ringがスリープトラッカーとして優秀なことはご理解いただけたかと思います。
フィットネストラッカーとしての機能もありますが、あくまで睡眠のための心拍計測というぐらいで捉えた方が良いです。
アクティビティスコア(ACTIVITY)として数値化されます。

Oura ringによるアクティビティスコア

私の場合は8時間睡眠をすると1日に500kcal消費する運動をしなさいとゴールが設定されます。7時間台の睡眠時間だと400kcalです。
AppleWatchでワークアウトを記録しているため、ワークアウトや筋トレなど、何日もハードな運動を5日連続し続けると、休憩日を設けないと本来のパフォーマンスが発揮できないとアドバイスされて、アクテビティスコアが落ちます。

  • 活動していない時間がどれくらいあるか
  • 1時間動いていない警告(座りっぱなし防止)
  • 毎日連続して目標の消費カロリーを達成しているか
  • 適切な運動量か
  • 適切な運動のタイミングであるか
  • 十分な休息日を設けているか

などなどを総合的に評価して、アクテビティスコアが算出されます。
筋トレを週2でしていますが、アドバイスどおりに休息日を設けていないと、体に違和感があったり、フリーウェイトの総合計重量が伸びなかったり、低下したりしています。
個人的にはアドバイスの有効性を体感しているので、ワークアウトと休憩を意識してコントロールすることが可能になりました。

実際に利用したことはないのですが、フィットネストラッカーとして、ワークアウトの記録や正確性などはGarminのデバイスの方が優れているのではないかな?と思っていたりします。

筋トレや運動の記録を正確に取得するという意味では、Oura Ringは不十分です。心拍数からわかる体の状態や運動指針を得ることができます。

AppleWatchと組合せて、実際にどうやって利用しているのか?

私が実際にどのようにして、Oura ringとApple Watchを組合せて活用しているのかを紹介しておきます。
睡眠時間はOura ringを正としてAutoSleepに睡眠時間の補正をします。
AutoSleepには睡眠負債というデータがあるので、その指標などを参考にするためです。
睡眠負債とは、1日8時間睡眠を取るなどの閾値を決め、その閾値に対して連日負債が蓄積していないか?などの情報です。
例としては、8時間睡眠を閾値として、7時間30分を2日連続すると1時間負債があるということになります。

ワークアウトは全てAppleWatchで記録しています。Oura ringのアプリでも記録できますが、AppleWatchで計測されるの心拍数で運動負荷を計測しなからワークアウトするためです。
また、AppleWatchで計測していれば、iOSのヘルスケア経由で、Oura ringのアプリにもアクティビティとして反映されます。
これにより、運動負荷、運動量、休息目安などを把握しています。

Oura ringを購入するには?

今回紹介したOura ringについてはAmazonで購入することができます。
指のサイズを測定してから購入することになります。
人差し指もしくは中指にすることを推奨されています。薬指に指輪をすることもあると思うので、違和感がなければ、指輪同士が干渉しない人差し指が良いのではないでしょうか。
私は右利きでマウスを使うのに違和感があるので、左手の人差し指に基本的には付けています。

本家Oura社からも購入できますが、英語と海外からの発送となり。サイジング、計測結果の報告、商品発送と約1ヶ月かかるのがボトルネックです。

Oura ringは今シーズンはNBAと提携して、選手、コーチ、スタッフの健康管理に利用されるらしいです。また体温などのデータはカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)でコロナ(COVID-19)の研究のために利用されています。ウェアラブルデバイスの新しい可能性を切り開いていくためにも応援していきたいです。

タイトルとURLをコピーしました