なんで、こんな便利なものが先進国と呼ばれる日本で売ってないのか。Kindle4は素晴らしい。
誰のための本なのか。書く人や本を作るための人の本じゃなくて、読む人のための本なのですよ。
そんな、本を書く人や作る人向けではなく、読む人に向けてKindle4をご紹介します。
Kindle4に比べて、初代iPadは重すぎた
僕は初代iPadを所有しています。iPad2は買いませんでした。その理由は、そんなに軽くならなかったからです。現在売られているiPad2は約600gであり、初代iPadは867g(ケース込み)である。
電車で読もうにも、立ちながら開いて読むと、手がプルプルくる重さとサイズである。女性なら無理であろう。また、ちょっと混んでるだけで、iPadひろげるのは気をつかう。むしろ、無理。混んでるのにそんなもん拡げるなよとか自分自身にいいたくなる。これが、文庫サイズだったら大丈夫なんだけどな。と文庫本見てる人思うのでした。
iPadはパソコン開かなくても、検索できるし、Twitterできるし、Facebookできるし、ネットするには便利なんですよ。ついでに本も読めるし。でもね。持ち歩いて本を読むには大きすぎるし、重すぎるのです。大抵のバッグには大きくて入らないし、重すぎる。実際の本より重いケースの方が多いんじゃないかと思うぐらい重い。
Kindle4
とにかく軽い端末で電子書籍を読みたい。電車(通勤)で読みたい。電車でネットするときは携帯(スマホ)使うから、ネット機能なんていらないんだよ。とにかく軽くて、扱いやすい端末で読みたい。そんな夢を叶えてくれたのがKindle4
昔のKindleって、アメリカに住所ないと手に入らなかったけど、Kindle4って全世界対象モデルのようだ。
普通に日本に配送してくれました。1/4に注文して、1/10に手元に届きました。
電源入れて、USBをMacにさして、DocumentディレクトリにPDF入れるだけで普通に持ってる電子書籍みんな見れた。(*1)
なんといって、軽い。ケース込みで312gである。そして、小さい。ちょうどiPadとiPhoneの中間のサイズである。
これが、たった109ドルで買えるなんて、驚きである。だけど、専用の革カバーケースが34.99ドルするという。あまり納得いかない価格設定。でも、日本だとケースを手に入れるのも大変なので、一緒に注文した。
手元に届いてから気づいたことだが、このケースの上部にはペンライトの様なライトがついており、Kindle4から電源を供給されて、ちょっと暗いところで読むのに十分にKindle4の画面を照らしてくれる。これは、ちょっと便利だ。
Amazon.com
Amazon.comで買ったKindle版の電子書籍は、Wifi経由で、ダウンロードして取ってくる。
ちなみに、この本はGrowing Object-Oriented Software, Guided by Testsという、現在もっともモダンなTDD界の本である。
The Pragmatic Bookshelf
The Pragmatic Bookshelfの書籍も問題なく表示できる。ちなみにこれはNew Programmer's Survival Manualプログラマとして生き抜きたい人は読んでおいた方が良い。
オライリー・ジャパン
O'Reilly Japan Ebook Storeの書籍も問題なく表示できる。
オーム社
オーム社eStore(β)の書籍も問題なく表示できる。
達人出版会
達人出版会の書籍も問題なく表示できる。
英和辞書
Kindleとなると、やはりamazon.comで洋書を見るのが中心となる。そこで、付属している英英辞典ではなく、英和辞典が欲しい日本人は多いはずである。
http://www.east-village.jp/でKindle4対応の英和辞典を販売しているのである。ダウンロード購入して、Kindleに入れるだけで使える。
写真のように調べたい単語にカーソルを合わせるだけで表示される。ちょっと、気になった単語を調べられる。
今まで損していた
本当にKindle4買っていなくて、今まで損していた。これから、本当の電子書籍生活がはじまる。
特に通勤時間の長い方にはKindleオススメです。
海外の技術書は、ほとんど電子書籍になっているし、圧倒的に紙の厚い専門書を持ち歩くよりも気軽に読めることになる。日本においても、オライリー、オーム社、達人出版会が頑張ってくれている。
プログラマーや技術者だったら、Kindleを手に入れて最新の技術書をチェックしよう。新しい多くの知識や技術が手に入る。
*1: 日本語フォント埋め込まれていれば、ほとんど見れるっぽい。