- 課題(タスク)管理
- ガントチャート、カレンダー
- Wiki
- 工数管理
- SCMとの連携
など、企業・個人で有効活用できるツールです。個人で活用することも考えてみます。
個人でプロジェクト管理するメリット
個人でコードを書くというのは非常に限られた時間の中でおこなわれます。よって、適切に優先度付けされたタスクをこなしていくことにより、最小限のコストで最大限の利益を享受することを目指します。
また、まとめて多くの時間を取ることも難しいでしょう。毎回毎回、過去に何をしていたのか記憶があれば問題ありません。ですが、凡人の僕にはそんなことは到底不可能です。今日書いたコードを1ヶ月後に詳しく説明できる人には「他に何も仕事をしていないのか!」って突っ込みをしてやりましょう。
過去に何がおこなわれたのか変更管理することによって、できる限り、迷う時間や考える時間を減らし、優先度の高いタスクに集中するのです。
インストール
それでは、Ubuntu 10.04にインストールしてみましょう。
$ sudo apt-get install redmine redmine-mysql librmagick-ruby
passengerを使って起動するので設定ファイルを編集します。
/etc/apache2/mods-available/passenger.conf
<IfModule mod_passenger.c>
PassengerRoot /usr
PassengerRuby /usr/bin/ruby
PassengerDefaultUser www-data
PassengerMaxPoolSize 2
PassengerPoolIdleTime 60
</IfModule>
passengerはメモリをかなり消費します。PassengerMaxPoolSizeを環境にあわせて設定してください。
redmine専用のバーチャルホストを設定することにしましょう。設定ファイルを作成します。
/etc/apache2/sites-available/redmine
<VirtualHost *:80>
ServerName redmine.example.com
DocumentRoot /var/www/vhosts/redmine/webroot
<Directory />
RailsBaseURI /redmine
Options FollowSymLinks
AllowOverride None
</Directory>
ErrorLog /var/www/vhosts/redmine/logs/error.log
LogLevel warn
CustomLog /var/www/vhosts/redmine/logs/access.log combined
</VirtualHost>
ディレクトリは環境に合わせて変更してください。あとはバーチャルホストの設定を有効にするだけです。
$ sudo a2ensite redmine
$ sudo /etc/init.d/apache2 reload
http://redmine.example.comにアクセスすれば、下記のような画面が表示されれば成功です。
初期設定のIDとPASSはadmin:adminです。
独自の管理者を新たに作成して、adminアカウントはロックすること推奨します。
その他の設定ファイルやログファイルは以下にあります。
/etc/redmine
/var/cache/redmine
/var/log/redmine/
Redmineには非常に高機能なリポジトリブラウザがあります。昨日インストールしたgitosisも閲覧できます。
小川 明彦¥ 3,444
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