スタンフォード大学の調査によると、ウォーキングは座っている時に比べて、創造性を平均60%増加させました。
Appleの共同創業者であるSteve JobsやFacebookのMark Zuckerbergも歩きながら打ち合わせをするというのが有名です。
この研究の面白いところは、野外を歩くウォーキングだけでなく、屋内においても同様の結果が得られるということです。研究チームは、創造性の向上については、歩くこと自体が主な要因だとしています。研究では、空白の壁に面したトレッドミル(ランニングマシン)で、歩いている人も座っている人の2倍の創造的な反応を示したとのことです。
集中力を必要とする思考へは効果なし
集中を必要とする思考テストにおいては、ウォーキングでは、座っている人よりも、ややパフォーマンスが劣っていたとです。
創造的な思考には、ウォーキングが効果あり
アイデアの生成などを創造的な思考にはウォーキングによる効果を得ることができるようです。
一方で、集中を必要とする思考では、ウォーキングすることによって、何らかの効果は得られないようです。
ウォーキングはダイエットと脳が成長するための栄養をつくる
創造性の高まるウォーキング自体にはダイエット効果も期待でき、痩せるかもしれません。また、ウォーキングのような有酸素運動は、脳の神経成長因子が増えることがわかっています。
スタンディングデスクを利用すれば、ウォーキングができ、創造性が向上する
Linux Kernelの開発者として有名なLinus Torvaldss氏の開発環境を動画にされているものを参考にしてください。
これはトレッドミルが一体となっている、机ですが、通常のスタンディングデスクに、薄型のトレッドミルを組み合わせることで、同様の環境を実現することができます。
実際にトレッドミルを利用しなくても、ウォーキングという歩く行動自体に要因があるのだとすれば、ステッパーの利用でも同様の効果を得られるのではないでしょうか?
トレッドミルは動作音やスペースを取ることを考えると、ステッパーの導入が現実的かもしれません。私は実際にXiserのステッパーを利用しています。