スタンディングデスクでの仕事が中心と変化した@hirocasterです。
IT関係の仕事についている人だけでなく、多くのデスクワーカーが1日に何時間も座り続けている人は多いのではないでしょうか?
座り続けることについての危険性について、今回は解説していきます。
座ることはあなたを殺す
長時間座りつづける危険性について有名なイフォグラフィックスが以下になります。
ざっくりといくつか取りあげると
- 1日に6時間以上座り続ける人は3時間以下の人に比べて死亡率が40%高くなる(15年以内)
- 座り仕事の人は立ち仕事の人に比べて心臓病にかかるリスクが2倍
- 座ってから2時間後には善玉コレステロールが20%減少
- 1日30分の運動では座り仕事の悪影響を覆すには不十分
- 1日に3時間以上座ってテレビを見る人は心臓病で死ぬ確率が64%高くなる
という内容になっています。
この情報の元になっている1つの論文20万人以上を追跡調査した研究によると、運動していようが、いまいが、座位時間による死亡率は変らないようです。
医師は運動と長時間の座っている状況を控えるべきだと結論づけています。
では、どうすれば良いのか?
基本的には座って仕事をせずに、立って仕事をできる環境を整えることが根本的な改善策です。さらに、30分もしくは1時間おきにストレッチやウォーキングをすることです。
スタンディングデスク
スタンディングデスクのおすすめは、私も愛用しているFLEXISPOTの製品です。
電動で稼動し、高さの稼動幅も広いため、立った状態、座った状態など、その時の適切な高さに調整することができます。
それぞれの高さをボタンに記憶できるので、数秒で高さを設定した状態に変更することができます。
1つの机で、座っても、立っても作業したい場合には、手動で高さを変更するものはおすすめできません。ですが、高さを固定して、立ち仕事専用にしてしまうのであれば、安価な投資で環境が手に入ります。
既存の机の拡張
今の机をいきなりスタンディングデスクに変更するのは、金額的に大きな投資だと感じる人にお勧めなのが既存の机の拡張です。
既存の机の上に土台を置くことによって、モニターやキーボードの位置の高さを立ち仕事の位置まで上げることです。
これならば、机を買い替えるよりは安価で、スタンディングデスクを利用した仕事にチャレンジすることができます。
もちろん、こういった専用の製品を購入せずとも、耐久性の高いダンボールや木材などを土台にした方がより安価に環境が構築できます。
デスクバイク
デスクバイクというエアロバイクとデスクが合体した製品があります。
机の広さが狭いため、ノートパソコンでの作業ぐらいしかできないのでは?と感じます。
これでは、集中力と生産性を保つための姿勢を維持することはできませんので、おすすめできません。
番外編
あのLinux Kernelの開発者であるLinus Torvaldsはスタンディングデスクにトレッドミルが合体したものを利用しています。
薄型の家庭用トレッドミルも手に入りやすい時代になったので、スタンディングデスクにトレッドミルを組み合わせると立ち仕事と運動も同時にできるので、一石二鳥の環境が構築できそうです。
まずはチャレンジしてみよう
長時間座り続けていることが、いかにリスクのあることか認識を改めることができたのではないかと思います。
環境や行動を改めることに挑戦してみては、いかがでしょうか?